地図で辿る士幌線の変遷


オレンジ:20万分の1地勢図
水色:5万分の1地形図
白色:2万5千分の1地形図
灰色:士幌線掲載なし

20万分の1地勢図 北見

<清水谷以北~糠平~十勝三股>

 士幌線は大正15年,まず帯広~上士幌間が開通し,工区としては上士幌線と呼ばれていました.その後,上士幌線~十勝三股間の工区である音更線の建設が開始され,昭和14年に全線が開通しました.しかし,糠平ダムの建設により路線の一部が水没することになり,昭和30年,糠平駅の移転とルート変更がなされました.終点を清水谷とし,それ以北を廃止するという案もあったようですが,地元の運動もあって回避されたようです.この辺の路線,地形の変化が地図を見ると良く分かります.ちなみに,士幌線の旧ルートが記載されているのはこの地図だけです.
 また,国指定登録有形文化財,北海道遺産にも指定されているめがね橋のいくつかが地図上に記載されています.まぼろしの橋と呼ばれる,あのタウシュベツ川橋梁も記載されています.

(2003/12/20)

5万分の1地形図 糠平(幌加周辺)

糠平湖北部から幌加駅周辺,タウシュベツ川橋梁の水没地点が含まれます.

(2005/01/10)

5万分の1地形図 糠平(糠平周辺)

<糠平周辺>

糠平ダム建設による変化,路線変更,道路の改良の様子がわかります.

(2004/12/11航空写真追加,2004/11/28掲載)

5万分の1地形図 芽登温泉

<清水谷以北~電力所前>

元小屋から泉翠峡,旧線から新線への付け替え地点が含まれます.

(2004/12/11航空写真追加,2004/10/30掲載)

20万分の1地勢図 帯広(北部)

<士幌~清水谷>

北海道拓殖鉄道が上士幌まで延びていたのが分かります.

(2005/02/11)

20万分の1地勢図 帯広(南部) NEW

<中士幌~帯広>

(2005/03/21)

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