明治38年,釧路-帯広間の鉄道が開通し帯広駅が開業.明治40年には帯広-旭川間が開通.その後,大正2年に滝川-富良野間が開通し滝川-釧路間が釧路本線となりました.大正10年,釧路-根室間が開通し,滝川-根室間が根室本線に改称されました.
大正9年に開通した北海道製糖の専用線を引き継いだ十勝鉄道が大正13年開業しました.
北十勝へは十勝川を越える必要があり,明治33年7月に越中渡という渡し船が設置されていました.明治38年11月に初めて開成橋が架橋され,それに替わり明治44年1月に開通した河西橋が唯一の橋でした.
大正14年12月,帯広-士幌間が開通しました.十勝川を越える第2十勝川橋梁(全長411.6m),音更川を越える音更川橋梁(全長217.4m)が架けられました.遅れて昭和4年11月,広尾線の帯広-中札内間が開通しています.
昭和31年12月,人口の増加した武儀地区の要望で,武儀駅が設置されました.
昭和15年10月,河西橋に替わり,この種のコンクリート橋としては東洋一の十勝大橋(369m)が架橋されました.
昭和30年6月,音更川を越え木野と下士幌を結ぶ蓬莱橋に替わって十勝新橋が架橋されました.
昭和34年,札内川を渡る札内橋が上流に架け替えられ永久橋となりました.これにより国道38号線のルートも南に変更されています.
音更川を渡る,昭和24年9月に架け替えられた駒場橋,昭和28年8月架橋の音和橋が記載されました.
音更市街の東側に国道241号線のバイパス(新通り)ができました.
昭和34年,十勝鉄道の帯広大通-川西間が廃止となりました.
昭和46年12月,音更市街と下士幌を結ぶ音幌橋が永久橋となりました.
昭和62年2月2日,広尾線全線が廃止.昭和62年3月22日には士幌線全線が廃止されました.
昭和63年,十勝川温泉と幕別を結ぶ十勝中央大橋が竣工しました.
平成6年10月,道東自動車道(十勝清水-池田)が開通しています.それに合わせて帯広北バイパス(国道241号)が整備されました.