ヤッシャ・ハイフェッツ(Jascha Heifetz-Ruvimovich, 1901-1987)
ロシア(現リトアニア)に20世紀初年に生まれ,その完璧な演奏スタイルからヴァイオリンの王様とも称される20世紀最高のヴァイオリニスト.にもかかわらず,その性格からカメラ嫌いだったのか残されている映像の数は多くはない.伝説のヴァイオリン教師,レオポルド・アウアーに師事.
ハイフェッツ on TV
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EMIクラシックアーカイブ4「ハイフェッツ・ルービンシュタイン・ピアティゴルスキー」
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ハイフェッツ・ピアティゴルスキー
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神のヴァイオリニスト - ヤッシャ・ハイフェッツ (God's Fiddler / Jascha Heifetz) 複数の関係者へのインタビューや映像を交えてハイフェッツの生い立ちと真の姿に迫るドキュメンタリーです.オイストラフの「太陽への窓」のインタビューもこの3人ですが,何ででしょうね.特にパールマンのハイフェッツとのエピソードがなかなか面白いです. 演奏映像の多くはこちらで紹介しているDVDに収録の映像の抜粋がほとんどですので,全編を御覧になりたい方はそちらを購入されると良いでしょう.本人のインタビュー映像がないのが残念ですが,彼の性格からすれば,その様な映像は残っていないのでしょうね.関東大震災の際にハイフェッツが行ったチャリティーコンサートの映像(サイレント)は心が打たれますね.輸入盤でも日本語字幕付きなので安心です.以下,曲のリストです.(緑は映像つき)
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ハイフェッツ マスタークラス (Heifetz Master Classes,リージョン1※再生には特殊なDVDプレーヤーが必要です.) ハイフェッツは後進の育成にも熱心でした.このDVDは1962年にロサンゼルスの南カリフォルニア大学で行われた貴重なレッスン風景を収めたDVDです.パールマンも語っていますがハイフェッツはスケールを重視しており「この調のスケールが弾けないのでは,この曲が弾けるわけがない」という言葉を残しています.このレッスンでも,まずハイフェッツの指定した音階を弾かされる場面があります.(その場で指定した嬰ト短調でフィンガードオクターブを3オクターブとか超ハイレベルですが)また,ジョークを言ったり自らピアノ伴奏したり,その演奏スタイルとは違いってウィットに富んだレッスン風景が非常に面白いですね.最後にコレクターズアイテムとしてハイフェッツが,オーディションで見た演奏のものまねをするのが見られます.下手なハイフェッツの演奏というのはある意味貴重です.毎晩,一度は下手に弾かないと神の怒りに触れて早死にすると忠告したバーナード・ショーの言葉を聞きいれたわけではなさそうですが(笑)
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ナタン・ミルシテイン(ミルシュタイン,Nathan Milstein, 1903-1992)
来日していないため日本人にはなじみが薄いが,卓越した技術を持ち80歳を過ぎるまで演奏活動をしたロシア(現ウクライナ)のオデッサ出身の大ヴァイオリニスト.ストリャルスキー,次いでレオポルド・アウアーに師事しハイフェッツの弟弟子にあたる.イザイにも師事したことがあり,同じウクライナ出身でピアニストのホロヴィッツやチェリストのピアティゴルスキーと親交があった.その端正な演奏から「ヴァイオリンの貴公子」とも呼ばれている.数ある録音の中でも70歳で録音されたバッハの無伴奏は名演奏である.弟子にオーギュスタン・デュメイがいる.
ナタン・ミルシテインの肖像(静かなる魔術師の思い出に) 82歳のときの最後のリサイタルの映像と,本人の対談を交えたヌーペンによるドキュメンタリー.ミルシテインは齢60を過ぎても衰えるどころか,その演奏に磨きのかかっていった稀有なヴァイオリニストで,このドキュメンタリーでも,とても82歳とは思えない演奏振りを披露しています.このDVDには日本語字幕どころか英語字幕もなく,ミルシテインのなまりの強い英語の聞き取りに難渋するのですが,「わんこノート」というサイトで翻訳が公開されており,こちらを手がかりにすれば十分楽しむことができます.なお,このドキュメンタリーで語られている内容は「ロシアから西欧へ―ミルスタイン回想録」に詳細にかかれています.
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EMIクラシックアーカイブ13「ナタン・ミルシテイン」
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EMIクラシックアーカイブ48「ミルシテイン・ボールト」
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クラシック・アーカイヴ コレクターズ・エディション Vol.1 ~弦楽器編 ギトリス、シェリング、スターン、ミルシテイン、グリュミオー、コーガン、フェラス、ロストロポーヴィチ、トルトゥリエ、フルニエといった20世紀を代表する巨匠たちの演奏の数々がブルーレイ・ディスク1枚に収録されたものです。以前、EMIよりアーティスト別に発売されていたシリーズの内容がほとんどですが、これだけ充実した名演奏の映像が1枚のブルーレイに収まっているのは大変お買い得です!17時間をもこえるこの膨大な内容は、音だけではわからない、巨匠の演奏の姿や表情まで映し出した歴史的にも貴重な映像ばかりです。映像から巨匠の演奏に触れることによりそれぞれの個性と味わい深い音楽をよりリアルに感じることができます。ギトリス全盛期の白熱のチャイコン、シェリングの硬派なブラームス、愛情に満ちたスターンによるモーツァルト、ミルシテイン自作自演のパガニーニアーナ、ビロードのようなグリュミオーのメンコン、フェラスの情熱的なシベリウス&ストラヴィンスキー、コーガンの表情からは想像もできないほど雄弁なベートーヴェン、ロシアン魂炸裂のロストロポーヴィチのショスタコ、真摯で深い精神性を湛えたトルトゥリエのバッハ、優雅で洗練されたフルニエのシューマンなど、どのアーティストの演奏も唯一無二でこれらのひと際輝いた演奏に感動をせずにはいられません!(キングインターナショナル解説より) |
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シカゴ交響楽団 歴史的テレビ放送
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ダヴィッド・オイストラフ(David Fiodorovich Oistrakh, 1908-1974)
ハイフェッツと並ぶ20世紀最大のヴァイオリニスト.ロシア(現ウクライナ)のオデッサ出身でストリャルスキーに師事.弟子に息子のイゴール・オイストラフのほかクレーメルがいる.またイゴールの弟子に著名なヴァイオリン教師ザハール・ブロン(レーピン,ヴェンゲーロフ,樫本大進,庄司紗矢香,川久保賜紀,神尾真由子を輩出)がいる.
EMIクラシックアーカイブ1「ダヴィッド・オイストラフ」
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EMIクラシックアーカイブ33「ダヴィッド・オイストラフ」 ※ブラームス,シベリウス,チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は下記ドリームライフのものと同じ演奏.
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オイストラフ「コンチェルト・コンプリート」 ※ブラームス,シベリウス,チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は上記EMIのものと同じ演奏.
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オイストラフ「ソナタ・コンプリート」
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オイストラフ&リヒテル,アリス・タリーホール・ライブ
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EMIクラシックアーカイブ18「オイストラフ・メニューイン・ロストロポーヴィチ」
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ダヴィッド・オイストラフ/キング・オブ・ヴァイオリニスト
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ベル・テレフォン・アワーの偉大なヴァイオリニストたち
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太陽への窓(Artist of the People?) ブリュノ・モンサンジョン監督による、オイストラフの生涯を、メニューイン、ロストロポーヴィチ、クレーメル等の証言と貴重な演奏フィルムで綴ったドキュメンタリー作品!ダヴィッド・オイストラフ(1908-1974)は祖国の人からキング・ダヴィッドとニックネームをつけられた20世紀で最も偉大なヴァイオリニストの一人で、ロシアの音楽家の特徴を極めて表した人でした。フランスの名監督、モンサンジョンによるこのフィルムは、霊感を受けたヴァイオリニストの、そしてソヴィエト政権による鉄のルールに否応なく従わされ、ロシアへの忠誠心とヴァイオリンに懸ける情熱の狭間で揺れた一人の男の劇的なストーリーを伝えています。この中には、ユーディ・メニューイン、ギドン・クレーメル、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに加え、息子のイーゴリによるオイストラフの回想が収録されています。ロストロポーヴィチは、「音楽は我々にとって太陽への窓だ」と語っていますが、それは正に、オイストラフの生涯を要約している言葉です。
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ユーディ・メニューイン(Yehudi Menuhin, 1916-1999)
ニューヨークで生まれ7歳でデビューし12歳でブルーノ・ワルター指揮のベルリン・フィルをバックにして,バッハ,ベートーヴェン,ブラームスの協奏曲を演奏した神童ヴァイオリニスト.ルイス・パーシンガー,のちにエネスコにも師事.しかし30歳を過ぎたあたりから戦争や離婚の影響からかスランプとなり不出来な演奏が多くなっていった.その後ヨガなどに取り組み60歳を越えたあたりから安定した演奏を取り戻したと言われる.
EMIクラシックアーカイブ6「ユーディ・メニューイン」
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ユーディ・メニューイン メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲を弾く
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EMIクラシックアーカイブ18「オイストラフ・メニューイン・ロストロポーヴィチ」
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ベル・テレフォン・アワーの偉大なヴァイオリニストたち
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作成中
ヘンリク・シェリング(Henryk Szeryng, 1918-1988)
ポーランドに生まれベルリンでカール・フレッシュに師事.その後メキシコに在住していたが,ピアニストのルービンシュタインが演奏旅行中に聴いた彼の演奏の素晴らしさに感銘を受け紹介,共演した結果,国際的な名声を得た.特にバッハ無伴奏の録音(グラモフォン)は名演とされている.
ヘンリク・シェリングの芸術
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EMIクラシックアーカイブ20「ヘンリク・シェリング」
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クラシック・アーカイヴ コレクターズ・エディション Vol.1 ~弦楽器編 ギトリス、シェリング、スターン、ミルシテイン、グリュミオー、コーガン、フェラス、ロストロポーヴィチ、トルトゥリエ、フルニエといった20世紀を代表する巨匠たちの演奏の数々がブルーレイ・ディスク1枚に収録されたものです。以前、EMIよりアーティスト別に発売されていたシリーズの内容がほとんどですが、これだけ充実した名演奏の映像が1枚のブルーレイに収まっているのは大変お買い得です!17時間をもこえるこの膨大な内容は、音だけではわからない、巨匠の演奏の姿や表情まで映し出した歴史的にも貴重な映像ばかりです。映像から巨匠の演奏に触れることによりそれぞれの個性と味わい深い音楽をよりリアルに感じることができます。ギトリス全盛期の白熱のチャイコン、シェリングの硬派なブラームス、愛情に満ちたスターンによるモーツァルト、ミルシテイン自作自演のパガニーニアーナ、ビロードのようなグリュミオーのメンコン、フェラスの情熱的なシベリウス&ストラヴィンスキー、コーガンの表情からは想像もできないほど雄弁なベートーヴェン、ロシアン魂炸裂のロストロポーヴィチのショスタコ、真摯で深い精神性を湛えたトルトゥリエのバッハ、優雅で洗練されたフルニエのシューマンなど、どのアーティストの演奏も唯一無二でこれらのひと際輝いた演奏に感動をせずにはいられません!(キングインターナショナル解説より) |
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フーベルマン・フェスティバル
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