<DORIAN> ●再発売 DOR90249 \2080 天使の死 ピアソラ:フーガと神秘 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第9番/ブラジル風バッハ 第4番-前奏曲 ブレンノ・ブラウト:オーボエと弦楽のための協奏曲 ヒナステラ:パンペアーナ 第1番/弦楽のための協奏曲 作品33 アンドレス・スピラー(Ob) カメラータ・バリローチェ Vn&指揮:フェルナンド・フサイ ブラジルとアルゼンチンの作曲家の作品を収録したアルバム。カメラータ・ バリローチェはアルゼンチンの室内オーケストラ。 <Centaur> CRC2620 \1880 アントニー・ルイス・スカーモリン(1890-1969):小管弦楽作品集 《ストリート・ヴェンダーズ・ディッティー》序曲、夜、 ウィスパーズ・オヴ・ラヴ、古いハープシコードを見て、 弦楽のためのシンフォニエッタ、他 ヴィラディミール・ツィピン(ヴァイオリン)、 シルヴィア・カポワ(ピアノ)、 ジョエル・エリック・サーベン(指揮)、スロヴァキア放送交響楽団 北イタリアに生まれ、幼少のころアメリカに渡った作曲家。ジャズ・テイス トが入ったライト・クラシック。 CRC2665 \1880 ルイス・ニールソン(1950- ): ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンとチェンバロのための4つの楽章* ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための《アナグラム》(幻想曲第2番)** レヴォン・アンバーツミアン(ヴァイオリン)、 ミカイル・ククシュキン(指揮)、 チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団、 ワシーリー・ドリンスキー(チェンバロ)*、 ルイス・ニールソン(指揮)**、ARCO室内管弦楽団 <TELARC> SACD60641(SACD-Hybrid) \3300 ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲 バーバー:弦楽のためのアダージョ フォーレ:パヴァーヌ 作品50 ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲 パッヘルベル:カノン ニ長調 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品48 グレインジャー:デリー州のアイルランド民謡(ダニー・ボーイ) セントルイス交響楽団 指揮:レナード・スラットキン <DEUTSCHE GRAMMOPHON> ●ARCHIV BLUE 4775000 \1350 C.Ph.E.バッハ: 弦楽のための6つのシンフォニア Wq182 イングリッシュ・コンサート 指揮:トレヴァー・ピノック <Capriccio> 67104 \2080 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):弦楽合奏のための《浄夜》 アントン・ウェーベルン(1883-1945):弦楽四重奏のための緩徐楽章 ベラ・バルトーク(1881-1945);弦楽のためのディヴェルティメント ヴラジミール・スピヴァコフ(指揮)、 モスクワ・ヴィルトゥオージ ベルクの作品は1905年に作曲されたあと、長く失われていたもので、1931年に 発見、翌年初演された作品。スピヴァコフに長年鍛えられたモスクワ・ヴィル トゥオージの完璧な合奏能力が最も威力を発揮するプログラム。 51159 2枚組 \1500 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949): 交響詩《ツァラトゥストラかく語りき》、 23の独奏弦楽器奏者のためのメタモルフォーゼン、 交響詩《ドン・ファン》、交響詩《カプリッチョ》、 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》、 組曲《ばらの騎士》 ネヴィル・マリナー(指揮)、シュトゥットガルト放送交響楽団 |
<ALBA> ABCD189 \2080 トゥーッカネン:管弦楽作品集 劇「きこり」序曲Op.1,セレナータ・ジョコーザOp.4,夕べの歌Op.9/3, 夏の踊りOp.9/4,劇「雲」のための小組曲,弦楽のためのロマンティックな モーメントOp.8,テンプス・フェストゥムOp.53 ハンヌ・コイヴラ(指) ヨエンスー市立管弦楽団 フィンランドの作曲家、カレルヴォ・トゥーカネン (1909-1979)はきっかり 20世紀を生きた人だというのに、作品はほとんどグリークと同世代じゃない かというほど全くのロマン派。どの曲も北欧の自然を謳歌する美しさに満ち 溢れた傑作ぞろい。この見事な時代ズレっぷり、たしかに20世紀には時代遅 れと取られたかもしれませんが、今から見れば実にアッパレ、いい仕事をし てくれたもんです。「雲」の第1曲の“夢”なんて、実に素敵な曲でゾクゾ ク来ます! <Intim Musik> IMCD087 \2180 ヨースタ・ニューストレム(1890-1966): 弦楽オーケストラのための協奏曲第1番 フルート、弦楽とハープのためのパルティータ《カロル・シマノフスキの思 い出に》 弦楽オーケストラのための協奏曲第2番 ミヒャエル・バルトッシュ(指揮)、ムジカ・ヴィテ <NAXOS> 8.557244 <ティントナー・メモリアル・エディション第12集> 管弦楽小曲集-グレインジャー(1882-1961): 若々しき組曲-田園風舞曲/ 同-東洋風間奏曲/コロニアル・ソング(植民 地風の歌)/組曲「イン・ア・ナットシェル」-陽気な、しかしもの悲しそ うな/同-ガム=サッカーズ・マーチ リルバーン(1915-2001):弦楽のための気晴らし ドライフース(1928- ):小管弦楽のためのセレナード ベンジャミン(1893-1960): ノース・アメリカン・スクエア・ダンス クルサード(クルタール)(1908-2000):バレエ組曲「エクスカーション」 演奏/ゲオルク・ティントナー(指揮) シンフォニー・ノヴァ・スコシア 晩年の手兵オケを指揮して、1988年にカナダのCBCへ録音した音源の再発売。 オーストラリア、ニュージーランド、カナダというかつてのイギリス植民地 で生まれた(または生活した)作曲家を集め、カタログ的に珍しい作品集と なっています。「ティントナー=ブルックナー(またはドイツ系音楽)」と いう認識を打ち破る一枚です。 <hyperion> CDA67444 \2080 ロビン・ミルフォード(1903-1959):《月明かりで釣り》他 作品集 月明かりで釣りOp.96(ピアノと管弦楽) ミニチュア・コンチェルト ト長調 Op.35(弦楽オーケストラ) 哀愁の瞑想Op.83(ヴィオラと弦楽) 2つの管弦楽のためのインターリュード(フルート、弦楽、ピアノ) 組曲《ゴー・リトル・ブック》Op.18(フルート、ソプラノ、弦楽) ジェームズ・スコットのためのエレジー(弦楽オーケストラ) インターリュード(フルート、弦楽) ジュリアン・スペリー(フルート)、ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)、 クララ・フィニモア(ヴィオラ)、カリース・レーン(ソプラノ)、 ロバート・ソルター(ディレクター)、ギルドホール・ストリングス ロビン・ミルフォードはホルスト、ヴォーン=ウィリアムズ、R・O・モリス に師事した作曲家で、作曲に専念できる環境にあったため、大規模なオペラ、 オラトリオ、交響曲をはじめとするあらゆるジャンルに多くの作品を残して いるという。とはいえ民謡旋律に多大な影響を受けた作曲家だけに、こうし た小品が最も本領を発揮できる分野だっただろう。 なお、ピアニストとして参加しているジュリアン・ミルフォードは作曲者の 親戚筋(甥の息子)。 <Vest Norsk Plateselskap> VNPCD2004-0061 \2180 "内省" エドヴァルド・ハーゲルプ・ブル (b.1922):室内楽作品集 エピローグOp.26 《失われた世界の記憶へのオマージュ(1961)(弦楽オー ケストラのための) リカルド・オドリオソーラ(指揮)室内管弦楽団 ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲第2番Op.44c(1973) リカルド・オドリオソーラ (ヴァイオリン)、 アイナル・ロッティンゲン (ピアノ) 他 カッサシオン、ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲第1番Op.18a、 ソナタ・コン・モートOp.51b <TELARC> SACD 60610 \3300 シューベルト(マーラー編): 弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」(弦楽合奏版) ドヴォルザーク: 弦楽四重奏曲第12番 へ長調 作品96「アメリカ」(弦楽合奏版) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:チャールズ・ローズクランス <EHMS CLASSICS> OC502 \1400 ロジャー・セッションズ:ピアノ協奏曲 チャールズ・ウォーリネン:弦楽のためのグランド・バンブーラ エリオット・カーター:管弦楽のためのヴァリエーション ロベルト・ディ・ドメニカ/シンフォニー ジェームズ・レヴァイン(指揮) ミュンヘン・フィル、 ロベルト・タウプ(p) レヴァインは、ミュンヘン・フィルに行ってから積極的に現代音楽をプログラ ムを取り入れてきた。この盤では、彼と交友の深い現代音楽作曲家の作品を収 録してあります。どの曲もJazzの要素を大きく取り入れた作品であり、Jazzも 演奏するレヴァインらしいプログラムでもあります。 <Chandos> CHAN10217X \1680 アルベール・ルーセル(1869-1937): 交響曲第3番ト短調Op.42 《バッカスとアリアーヌ》Op.43より-組曲第2番 弦楽オーケストラのためのシンフォニエッタOp.52 交響曲第4番イ長調Op.53 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、デトロイト交響楽団 ヤルヴィの名演がミッドプライス化再発。 CHAN10218X \1680 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):交響詩集Vol.3 交響的幻想曲《イタリアより》Op.16 23の独奏弦楽器奏者のための《メタモルフォーゼン》 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 ヤルヴィの名演がミッドプライス化再発。 <Capriccio> 67079 \2080 アルヴォ・ペルト(1935- ): 合唱と弦楽オーケストラのための《ベルリン・ミサ》 独奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラと打楽器のための《フラトレス》 弦楽、オーボエ、チェンバロとピアノのための《B-A-C-Hの名によるコラー ジュ》 弦楽オーケストラのための《スンマ》 弦楽オーケストラと鐘のための《ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌》 ピアノ三重奏のための《モーツァルト=アダージョ》 ヴラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン&指揮)、 モスクワ・ヴィルトゥオージ、アカデミー・オヴ・コーラル・アート合唱団 ヴァチェスラフ・マリニュク(チェロ)、 セルゲイ・ベツロードニー(ピアノ) オール・ロシア勢によるペルトは珍しい。名曲の誉れ高い《ベルリン・ミサ》 は、これまで合唱系指揮者が取り上げる場合がほとんどで、器楽奏者が指揮 をするのは珍しいと思われる。 <hyperion> CDA67413 \2080 ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):室内オーケストラのための音楽 弦楽のためのシンフォニエッタ 室内交響曲 オルガンと弦楽オーケストラのためのエチュード 前奏曲《鐘》(オーケストレーション:ピョートル・クリモフ) リュドミラ・ゴルブ(オルガン)、 アレクサンドル・ルジン(指揮)、ムジカ・ヴィーヴァ室内管弦楽団 ショスタコーヴィチの弟子の一人で、96年に亡くなったB・チャイコフスキー の見直しもこれから進んでいくことだろう。その意味で、初期の時代の曲(シ ンフォニエッタ)から、生涯最後の曲(鐘)までをバランスよく並べたこの ディスクは、彼の作風の変遷を端的に集約しているといえるだろう。 <Cavalli Records> CCD418 \2180 クラウス・キューヌル(1957- ): 室内アンサンブルのための《デュプラム》(1989) 大オーケストラのための《フランツ・リストの孤独》 20人の弦楽器奏者のための《ヴィジョンズ》 チェロとピアノのための《ウン・スーヴェニール》 クラウス・キューヌル(指揮) シュロス・ヴェルネック室内管弦楽団のメンバー、 クラウス・キューヌル(指揮) ニュルンベルク交響楽団 スザンヌ・ミュラー=ホルンバッハ(チェロ)、 クラウス・キューヌル(ピアノ) <Chandos> CHAN10188 \2080 フランク・ブリッジ(1879-1941):管弦楽作品集Vol.4 ―― 管弦楽のための序曲《レブス》(1941)(世界初録音) 合唱と管弦楽のための《祈る人》(1916-18)** 弦楽オーケストラのための《ラメント》(1915) チェロと管弦楽のための《オレイション(演説)》(1930)* 弦楽オーケストラのためのフラグメント《アレグロ・モデラート》(1940-41) リチャード・ヒコックス(指揮)、 アルバン・ゲルハルト(チェロ)*、BBCウェールズ・ナショナル合唱団**、 リチャード・ヒコックス(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 ヒコックスのブリッジも、早くもこれで4作目。 <MAINICHI CLASSICS> MNCL102 \2625 ねむの木の子守歌-愛子様生誕記念ガラ・コンサート 1.美智子皇后作詞 山本正美作曲 :「ねむの木の子守歌」 2.J.シュトラウス2世:ワルツ「春の声」 3.グノー:「宝石の歌」 (歌劇「ファウスト」より) 4.シャルパンティエ:「その日から」 (歌劇「ルイーズ」より) 5.R.シュトラウス:「あした」 6.金子仁美:「祝典序曲 新しい生命に-オーケストラのための」 7.ゲンツマー:シンフォニエッタ第2番 -弦楽オーケストラのための 森麻季(1) 吉原圭子(2,3) 市原愛(4,5)(Sp) ロイヤルメトロポリタン管弦楽団 指揮:堤俊作 録音:2002年2月26日、サントリー・ホール (ライヴ) 日本初、新聞社主催のCDレーベル「MAINICHI CLASSICS」(Mクラシック)が 昨年「梯剛之 伝説のライヴ」(MNCL101)を大ヒットさせ旋風をまきおこし たのも記憶に新しいところ・・・。そして、お待たせいたしました!待望の 第2弾の登場です。今回も、美智子皇后陛下の作詞されたアルバム・タイトル 曲を2月発売のソロ・アルバムがチャートを賑わせた森麻季が歌うなど、話題 性満載の一枚となっています。吉原圭子、市原愛も森麻季に負けず劣らずの 実力・美貌の保持者です。 02年2月26日、サントリーホールで開かれた「愛子様生誕記念ガラ・コンサー ト」(毎日新聞社など主催)のライブ録音。初演となる金子仁美やゲンツマ ーの作品も要注目です。毎度ながら、西脇&福井の超優秀録音も聴き所です。 <Phono Sveciae> PSCD712 テューレ・ラングストレム(1884-1947): 魔女たち(メゾソプラノと管弦楽)、大きな蛾の二枚の羽、 テマリカンボクとリンボクの間を歩かないで、オオバコの野を踊りながら、 はるか遠く夜の闇のなかに カーリン・インゲベック(ソプラノ)、 ハンヌ・コイヴラ(指揮)、スウェーデン放送交響楽団 テューレ・ラングストレム: ディヴェルティメント・エレジアーコ(弦楽オーケストラのための) レイフ・セーゲルスタム(指揮)、スウェーデン放送交響楽団 テューレ・ラングストレム: パルティータロ短調(ヴァイオリンと管弦楽のための) ベルント・リュセル (ヴァイオリン)、 ニクラス・ヴィレーン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団 テューレ・ラングストレム:交響詩《海は歌う (海の歌)》 ニクラス・ヴィッレーン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団 |
<MARCO PolO> 8.226017-18 2枚組 \3100 |
<PentaTone Classics> PTC5186 046(Hybrid SACD Multichannel) \2700 |
<DIVOX> CDX79406 \1880 |
<BMG> 74321-98713-2 2枚組 \1900 |
<AVIE> AV0017 \1980 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949): 交響詩《英雄の生涯》op.40 メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための習作) 四方恭子(ヴァイオリン・ソロ 〔英雄の生涯〕) セミヨン・ビシュコフ(指揮)、ケルン放送交響楽団(ケルンWDR交響楽団) 5月末から6月にかけて、4年半ぶりのジャパン・ツアーを実施するビシュコフ &ケルン放送交響楽団の最新ディスク。1952年サンクト・ペテルブルクに生ま れたビシュコフは伝説の名指揮者イリヤ・ムーシンに師事、75年に西側へ亡命 した後、ヨーロッパ、アメリカのオーケストラに客演し大活躍する。85年には Philipsレーベルと専属契約、評判になったベルリン・フィルとのデビュー・ レコーディング(ショスタコーヴィチ:交響曲第5番)をはじめ、20枚以上の ディスクをリリース、世界各国のレコード賞を受賞するなど、国際的に評価さ れていった。ビシュコフは1989年から98年にかけてパリ管弦楽団の音楽監督を つとめた後、97年から、このケルン放送交響楽団の首席指揮者をつとめている。 少し前はヴァント、最近ではバルシャイといった名指揮者たちと歴史的な録音 を行ってきたケルン放送交響楽団(近年WDR交響楽団と改称)だが、首席指揮 者ビシュコフとの録音はこれが初めてとなるだけに、注目に値するディスクの 登場だ。セッションで録音されたこの《英雄の生涯》は、このコンビの得意演 目。40回以上のライヴ・パフォーマンスを重ね、それから丹念にセッションを 行ったというだけあって、豪快で勢いがあり、かつ隅々まで目が行き渡った演 奏が繰り広げられている。また、この曲で重要な役割を果たすヴァイオリン・ ソロは、このオーケストラの第1コンサート・マスター=四方恭子。時折帰国 し、野平一郎と組んでリサイタルを行うなど、ソロイストとしても高い評価を 得ている人物だ。難曲イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを冴えた技巧で弾 きこなしたディスクや、野平と組んだベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ など、すでに録音でも大変な実績を持つ四方のヴァイオリンは、これまでの 《英雄の生涯》の数ある独奏と比較しても、屈指の高水準と断言していいだろ う。 <Novalis> NOV150 736(2CD) ドヴォルザーク : 弦楽セレナード ホ長調 Op.22 ,六重奏曲 イ長調 Op.48 チャイコフスキー: 弦楽セレナード ハ長調 Op.48 ,組曲「モーツァルティアーナ」Op.61 アンダンテ・カンタービレ フューリ(指)カメラータ・ベルン ジャッド指揮イギリス室内管弦楽団 弦セレの2大名曲に小粋な曲をカプリング。 <fine NF> ●SACDハイブリッドDisc NF 60103 \4500 スーク:弦楽セレナード 変ホ長調 作品6 ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 作品22 +ボーナスCD(通常のコンパクト・ディスクです) ヴィヴァルディ:協奏曲集 作品8 「四季」 ヴィヴァルディ:フルート協奏曲第1番「海の嵐」 長岡京室内アンサンブル(音楽監督:森悠子) Vnソロ(四季) 春:佐藤一紀 夏:高木和弘 秋:谷本華子 冬:森悠子 Flソロ(海の嵐) フィリップ・ベルノルド 録音プロデューサー: 西脇義訓 バランス・エンジニア:福井末憲 録音:2002年7月20日びわこホール(スーク) 2001年7月17日三鷹市芸術文化センター(ドヴォルザーク) 2003年1月23-26日 フランス、ナント市、 シテ・ドゥ・コングレス (ボーナスCD、ライヴ) 「アンチェル、スメタナSQに出会ったこと、ボヘミアの森や田園で自然と対 話したことが私の音楽の原点」と語るリーダー森悠子。彼女の最初の留学地 もプラハでした。緊密なアンサンブルで過去2枚のSACDもいまだロングセラ ーを続ける長岡京CEがこの原点にたちもどり、弦楽アンサンブルの醍醐味を もっとも満喫できるチェコを代表する2作品をリリースします。しかも、今 回はボーナスCD付き!すでにフランス内外で話題になっているナント市冬の 音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」で文字通り観客を大熱狂させた演奏をボー ナスCD(こちらはハイブリットSACDではありません。通常のCDです。)とし て封入。季節ごとにソリストを入れ替え装飾音などかなり自由に解釈した 「四季」はまさに必聴!このボーナスCDは初回限定ではありません。 <DG> 4716132 \1750 ドヴォルザーク: 弦楽のためのセレナード ホ長調 作品22 管楽のためのセレナード ニ短調 作品44 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン 録音:2001年6月、ウィーン これまでVPOを指揮して第3番&第7番、第6番&第8番と4曲の交 響曲を録音し、いずれも高い評価を得ているチョン・ミュンフン。こ こでも、VPOの弦と管それぞれの美質を活かしきった、しなやかで充 実した演奏を繰り広げています。 <DECCA> ●Double Decca (全5点) 各2枚組 \1690 4738102 ストラヴィンスキー:室内楽作品&レア・ワークス ラグタイム/八重奏曲/クラリネット・ソロのための3つの小品/演奏会用 組曲「兵士の物語」/パストラール/12楽器のためのコンチェルティーノ/ 七重奏曲/フュルステンベルク公マックスの墓碑銘/2台のピアノのための コンチェルト/協奏曲「ダンバートン・オークス」/ダンス・コンチェルタ ンテ/弦楽のための協奏曲 ニ調/オーケストラのための4つのエチュード/ ノルウェーの情緒/組曲 第1番/組曲 第2番 ディミトリ・アシュケナージ(Cl) ヴラディーミル・アシュケナージ、 アンドレイ・ガヴリーロフ(P) ヨーロッパ・ソロイスツ・アンサンブル/ 指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ モントリオール・シンフォニエッタ/指揮:シャルル・デュトワ クリーヴランド管弦楽団/指揮:リッカルド・シャイー スイス・ロマンド管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ <HUNGAROTON> HCD 31766 \1880 「現代ハンガリーの弦楽アンサンブルのための作品集」 カミッロー・レンドヴァイ(b.1928): ムジカ・ラ・ドルチェ-弦楽セレナード(1995) ヨージェフ・シャーリ(b.1935):化石(1974) マーテー・ホッローシュ(b.1954):献呈第1番?セゲドに捧(1991) アンドラーシュ・セッレーシ:第3協奏曲(1968) バルナバーシュ・ドゥカイ(b.1950): 炎のまばゆさ-各3 Vn, Va&Vcのための九重奏 ペーテル・ガズダ(b.1948):生誕の神秘(1997) ペーテル・ガズダ(指)フェレンツ・リスト室内管 録音:1997年9月15-18日フンガロトン・スタジオ <CALLIOPE> CAL 9325 \1750 オネゲル:交響曲第2番 R.シュトラウス:メタモルフォーゼン エマニュエル・ルデュック=バロム(指) サンクトペテルスブルク・バルティック室内管 録音:2002年2月 何とも意味深な組み合わせ。第2次世界大戦が作曲の直接の動機であり、パウル ・ザッハーの委嘱作という点が共通する2作品。連合軍の爆撃によりドレスデ ンが壊滅、ミュンヘン、ウィーンと相次ぐ歌劇場の崩壊に直面して滅びゆく落 日のドイツを描いたシュトラウス。フィナーレのコーダで高らかに鳴り響くト ランペットが、独軍占領下のパリの暗澹たるムードからの解放を告げるオネゲ ルとは対照的です。引き締まった弦楽アンサンブルの魅力で聴かせます。 <UNIVERSAL CLASSICS-USA> 4744392 \980 バーバー:弦楽のためのアダージョ ロイ・ハリス:交響曲第3番 ウィリアム・シューマン:交響曲第3番 ロス・アンジェルス・フィルハーモニック ニューヨーク・フィルハーモニック 指揮: レナード・バーンスタイン <ECM New Series> 4619122 \1980 「リチェルカーレ」 J.S.バッハ: 6声のリチェルカーレ(ヴェーベルン編曲) カンタータ第4番 「キリストは死の絆につかせたまえり」BWV4 ヴェーベルン: 弦楽四重奏曲(1905:ポッペン編曲) 弦楽のための5つの楽章 作品5 ヒリヤード・アンサンブル ミュンヘン室内管弦楽団 指揮: クリストフ・ポッペン 世界的大ヒット作「モリムール」の続編登場!ヨーロッパのチャートなどを 見るといまだにベスト10内にランクされていたりする「モリムール」 (461 8952)。この大ヒット作の最強コンビ、ポッペンとヒリヤード・アン サンブルのコンビによる最新アルバムです。大バッハのカンタータ(ヴォー カル・アンサンブルとしての録音は世界初)をメインに、ヴェーベルンの初 期の弦楽四重奏曲をポッペンが室内オーケストラ用に編曲したヴァージョン の世界初録音などを散りばめた構成になっています。「モリムール」録音時か らあたためられていた企画で、それぞれの楽曲に深いメッセージが込められ ており、前回同様神秘性を併せ持つ非常に深遠なアルバムに仕上がっていま す。 <SUPRAPHON> SU 3677 \1280 ラロ:スペイン交響曲 ラヴェル:ツィガーヌ ハルトマン:ヴァイオリンと弦楽のための葬送協奏曲 イダ・ヘンデル(Vn) アンドレ・ジェルトレル(ハルトマン)(Vn) アンチェル(指)チェコ・フィル 録音:1964年3月25-27日プラハ、芸術家の家ドヴォルザーク・ホール 1968年4月29日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ 廃盤だったヘンデルとのラロがカタログに復活。可憐なソロにアンチェ ルが雄渾なバックで応えます。アナログ盤市場でも人気の高い一枚。ス プラフォンにバルトークの名演を残した、名手ジェルトレルもヴァイオ リン・ファンには懐かしい名前。 <Intim Musik> IMCD 081 \2080 ウーレ・オルセン(1850-1927):弦楽のための組曲op.60 ウーレ・オルセン:ゆっくりしたワルツ ウーレ・オルセン:19世紀の二人の英国女性 ウーレ・オルセン:小品集 シーグル・イスランスモーエン(1881-1964): 森の明かり、瞑想、バベルからの帰郷、 ノルウェーの子守歌、ノルウェーの愛の歌、愛の夢 シーグル・リーエ(1871-1904):弦楽のための3つの楽章 クリスチャンサン室内管弦楽団、ヤン・スティグメル(リーダー) <Caprice> CAP 21572 \2080 イングヴァル・リドホルム(1921-):弦楽のための音楽 トマス・イェンネフェルト(1954-):五月のストックホルム ベンクト・ハンブレウス(1928-):合奏協奏曲 ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット) ムジカ・ヴィテ、ペーテル・チャバ(指揮) <Claves> 50- 2207 \1980 シチェドリン: カルメン組曲(ビゼー原曲) ロシア写真集 (1994)【1.アレクシンの古都、2.モスクワのゴキブリ、 3.スターリン・カクテル、4.夕べの鐘】 賛美 (1995) ミーシャ・ラフレフスキー(指)クレムリン室内O 大バレリーナ、プリセツカヤの夫君にして旧ソ連時代の大物作曲家ロ ディオン・シチェドリン。代表作「カルメン組曲」と新作2篇が収め られた最新録音です。弦楽オーケストラのための「ロシア写真集」が 聴きもの。モスクワは北海道より緯度が高いにもかかわらずゴキブリ がたくさんいて、我が物顔で跋扈しています。その大群が走り回る模 様をトッカータ風音楽で描写しているのが悪趣味。続く「スターリン ・カクテル」は当時の輝かしいマーチを遅く短調にした主題に基づく パッサカリア。シリアスで陰惨ながらスターリンの愛好した民謡「黒 い瞳」を引用したり、民衆の歓声を弦で表したりとショスタコーヴィ チ的な毒にも満ちています。旧ソ連作曲家同盟幹部作曲家というイメ ージの強いシチェドリンですが、当時こんな音楽を書いていたら間違 いなく粛清されたはず。世も変わったものだと実感できるロシア音楽 ファン超オススメ盤です。 <OEHMS CLASSICS> OC-301 \980 「バッハとオネゲルのディアローグ」 バッハ/「音楽のささげもの」より、「フーガの技法」より オネゲル/「バッハの名前による、前奏曲、アリオーソとフゲッタ」(弦 楽合奏版) オネゲル/「交響曲第2番」、「ラルゴ」、「Hymne」 アヒム・フィードラー(指揮) ルツェルン祝祭弦楽合奏団 バウムガルトナーの後、ルツェルン祝祭弦楽合奏団の久々の新録音。 今までとは違ったアプローチとプログラムで、今後このレーベルより 録音が開始されます。指揮者のアヒム・フィードラーは、シュトゥッ トガルト生まれ。ヴァイオリンと室内楽をアマデウスSQに学び、ロ ンドン・ギルドホール音楽院で指揮を学び、タングルウッドで小澤征 爾にも学んだ。その後、ハイティンクやジュリーニのアシスタント を務め、様々な指揮者コンクールで優勝している。ベルリン交響楽団 や北ドイツ放送交響楽団などの客演を務め絶賛を浴び、1998年からル ツェルン祝祭弦楽合奏団の音楽監督を務めている。ここに収録されて いる作品は、いかにオネゲルがバッハの音楽を愛着していたかが判る 作品が収録されています。 OC-301 \980 「バッハとオネゲルのディアローグ」 バッハ/「音楽のささげもの」より、「フーガの技法」より オネゲル/「バッハの名前による、前奏曲、アリオーソとフゲッタ」(弦 楽合奏版) オネゲル/「交響曲第2番」、「ラルゴ」、「Hymne」 アヒム・フィードラー(指揮) ルツェルン祝祭弦楽合奏団 バウムガルトナーの後、ルツェルン祝祭弦楽合奏団の久々の新録音。 今までとは違ったアプローチとプログラムで、今後このレーベルより 録音が開始されます。指揮者のアヒム・フィードラーは、シュトゥッ トガルト生まれ。ヴァイオリンと室内楽をアマデウスSQに学び、ロ ンドン・ギルドホール音楽院で指揮を学び、タングルウッドで小澤征 爾にも学んだ。その後、ハイティンクやジュリーニのアシスタント を務め、様々な指揮者コンクールで優勝している。ベルリン交響楽団 や北ドイツ放送交響楽団などの客演を務め絶賛を浴び、1998年からル ツェルン祝祭弦楽合奏団の音楽監督を務めている。ここに収録されて いる作品は、いかにオネゲルがバッハの音楽を愛着していたかが判る 作品が収録されています。 <ALBA> ABCD 173 \1980 「ポーランドの弦楽オーケストラ作品集」 カルウォーヴィチ:弦楽セレナードOp.2 バツェヴィチ:弦楽のための協奏曲 マトゥシェフスキ:7つのポーランドの風景 トヴァルドフスキ:古ポーランド協奏曲 タデウシュ・ヴィヘレク(指)聖ミヘル弦楽合奏団 シマノフスキと同世代で、スキーを楽しんでいる最中に雪崩にあって夭 折したカルウォーヴィチの弦楽セレナードは若々しい感性とボルテージ の高さで耳に残る名品。古楽と現代性が交差する他の作品群も魅力的な がら、ディスクに恵まれていません。東欧音楽ファン待望の一枚と申せ ましょう。 |