ひびき動物ワールドは,北九州市の響灘緑地グリーンパークという広大な公園の一角にあります.入園料が100円で,さらに動物ワールドへの入場料が300円かかります.(ちなみに駐車料金は300円)
早速,ウォンバットの看板がお出迎えです.
動物ワールド入り口.中にはトイレも自動販売機もありません.再入場はできないので長居したい人は注意.(トイレは入り口の近くなので,許してくれるかも)ここで300円払います.
ウォンバットのほかには,カンガルーとワラビーがいますが,一目散にウォンバットのところへ向かいます.
ウォンバット舎全景.
いよいよ御対面です.ここには3匹のオス,ゴロ(13歳),げん(12歳),ケン(19歳)とメスのもも(12歳)の4匹のウォンバットがいます.
小屋は3つに仕切られています.以前は小屋の見取り図があったようなのですが,見当たりませんでした.写真の奥(建物に向かって左)から,ゴロ,げん,ケンの部屋です.が...
みんな,ぐうぐうでした.左がゴロ,右の仰向けのが,げんです.いつものことですが,起きるまで気長に待ちましょう.
おじいさんのケンが起きてきました.右目が白内障で白くなり見えなくなっています.そのせいで性格が偏屈になっていると飼育係の人が言ってました.
早速,穴掘りに向かいます.
しばらく無心に穴を掘り続けていましたが...
疲れて,掘った土の上で寝てしまいました.たくさん掘ったので,土が山盛りになってますね.
やっとゴロが出てきました.
座っていると...
ハエがたくさんやって来て(黒い点はみんなハエ),いやそうです.ここは,ものすごくハエが多くて,ちょっとかわいそうですね.
近くまでやってきました.頭をなでることができました.
げんも起きてきました.背中の傷が見えるでしょうか.前にカラスにつつかれて怪我したのが,なかなか治らないのだそうです.かゆいのか,壁に傷口をこすり付けていました.いつも仰向けに寝ているのもそのせいなのでしょう.このため,カラスよけのネットが張られています.
ゴロ(手前)と,げん(奥)のツーショットです.
ももは,奥の区画にいます.小屋の下がお気に入りの場所だそうで,ずっと寝ています.
ちょっと,顔を出しました.が,この後またすぐに小屋の下で寝てしまいました.
ロックワラビーがウォンバット小屋に入ってきました.しょっちゅう出入りしているようで,仲良くやっているようです.
ゴロともものカップリングを試みているそうなのですが,ゴロがももをずっと追い掛け回したりして,なかなかうまくいかないようです.餌をあげるときに,柵をはさんで向かい合わせになるようにして,仲良くなるようにもしているそうです.また,ここのウォンバットはかわいい顔をして寄ってきたと思ったら,結構気性が荒く飼育員に噛み付いてくるのだそうです.甘やかされて育ったからだとか.私がゴロやケンをなでたときは,そんなことはありませんでしたが,なでるときは噛まれないように気をつけましょう.
<追記>ゲンは2006年11月29日亡くなりました.残念です.