いよいよウォンバットファンの聖地,カドリードミニオンにやってきました.ここは以前は阿蘇熊牧場という名前で,熊が沢山おり,西日本で唯一小熊の抱っこもできます.また,ふれあい動物村には,ダチョウ,牛,ラマ,マーラ,カピパラが飼われて,自由に触れ合うことができます.でも,目玉はやっぱりウォンバットのひとみちゃん(メス,16歳?)の抱っこですね.入場料はちょっと高くて2300円,インターネットなどで手に入る割引券で200円引きになります.
ひとみちゃんはちびっ子広場にいます.昨年こちらに移動したらしいのですが,またふれあい動物村に戻るとのことでしたので,もう戻っているかもしれません.
ひとみちゃんは,のしのし歩き回っていました.地面が土ではないので,あまり居心地は良くなさそうです.(閉園後は別の小屋に戻っているそうです.)抱っこですが,1日2回12時からと14時30分からの2回,各6組限定です.整理券をそれぞれ開園からと12時30分から配りますので,確実に手に入れるには朝一番に行ったほうがいいと思います.
さて,抱っこの時間が近づいていきました.ひとみちゃんは抱っこの準備です.まず,係りのお姉さんが手足を拭いて綺麗にしてあげます.
次にお姉さんがひとみちゃんをベンチのところまで抱っこして連れてきます.整理券の順番に呼ばれて,いよいよ抱っこができます.
お姉さんが,ひとみちゃんをひざの上にのっけてくれるので,手を組んでひとみちゃんを抱えます.ひとみちゃんはとてもおとなしくて完全に脱力してるので,ずり落ちないように手で抱えてあげます.毛並みも思ったよりやわらかくて,本当にかわいい「カドリー(cuddly)」な感じです.ちなみにひとみちゃんの体重は17kgとちょっと軽めです.
ひとみちゃんの手に指を持っていくと反射的にぎゅっと握ってくれます.肉球が柔らかくて気持ちよいです.これはどんなウォンバットも共通の反射なんでしょうか?
通りかかった人たちがたくさん,ひとみちゃんを触りに来ました.大人気ですね.
ひとみちゃんは抱っこが気持ちよいようで,いつも,うとうとしてしまうそうです.たまに,よだれをたらすこともあるそうですよ.
手の裏です.肉球はとてもやわらかいです.
穴を掘るため爪は鋭いですが,触ってみるとそれほど硬くはなかったです.
足は手よりも華奢な感じですね.
有袋類のメスなので,おなかに袋があります.
外からは見えませんが,実は退化した尻尾があります.
ふれあいタイムが終わって,ちびっ子広場に戻りました.ひとみちゃん,おつかれさま~.
ひとみちゃんがとてもおとなしいのには驚きました.写真よりも実物はもっとかわいいので,みなさんもぜひ本物のひとみちゃんに会いに行ってみてください.入場料はちょっと高いかなと思いましたが,小熊の抱っこや,普通は触れ合えないカピパラなどもいるし,最近テレビ番組に出演しているというチンパンジーのパンくんのいる「みやざわ劇場」も追加料金なしで見れます.蛇も首に巻いてもらえました.動物が好きな方なら,かなり楽しめると思いますよ.
<追記>2007年8月31日ひとみちゃんは亡くなりました.とても残念です.