士幌線資料館掲示板
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[1297] キハ12の荷物室
とおりすがりです
2010/03/06(Sat) 21:14
管理人さま 皆さま

突然、失礼申し上げます。
士幌線が大変なつかしく、以前から拝見させていただいております。
かつて、たったの一日だけ訪問しただけのただの都内在住の門外漢でありますが、あの景色と9600に大きな感銘を受けまして、未だ忘れずにおります。
仕事で道内を走ることが多いのですが、旭川方面と釧路方面間の移動ではわざわざ三国峠を越え、今でも通過する地名をなつかしんでいたりしております。
先般はやっと明るい時間帯に旧十勝三股駅構内を通過することができまして、その際には初めて車を停め、35年前にタイムトリップして参りました。

さて、今回ご無礼にも門外漢のぶんざいで書き込ませていただいておりますには理由がございます。
かなり以前、2005/1/31にキツネメ十勝様が「キハ22」のタイトルでこの欄に書かれていらっしゃいました「士幌線で車両の半分か三分の一が荷物室になっていた気動車」の件でございます。
この記事を拝見いたしました際には、たしかに私もそのような車両に乗ったことがあるなと思っておりました。
しかし、皆さまおっしゃるとおり、キハユニ25は帯広運転区、池田機関区などへの配属はないようですから、それで納得しておりました。
が、先般の訪問に際しまして古いネガのスキャンが必要になりまして、当該写真を引っ張り出しましたところ、キハ12の室内の写真が出て参りました。
ここにアップいたしましたのが、そのキハ12 10の室内写真でございます。
この日、撮影に向かう帯広から十勝三股まで乗車しました列車の1両目がこのキハ12 10で、荷物室が設けられております。
客室とは仕切と仕切扉で区切られ、荷物室内には乗務員室まで設置されております。
ですが、形式につきましてはキハ12形式のままで、キハニ12などとはなっておりません。
おそらくは、この荷物室新設工事を早急に確実に施行してしまうべく大ごとにしなかったため、形式変更を伴う改造工事や本社特修工事とならず、北海道支社あるいは釧路鉄道管理局のイ号臨修として予算を支弁。
このため、形式変更を伴わなかったのではないでしょうか。
さしでがましいようでありますが、キツネメ十勝様のご記憶は正しいものであったと証明される写真ではないかと存じ、アップさせていただきました。
荷物室内の写真も何枚かありますので、もし必要とあらばアップさせていただきます。

この写真を撮影しましたのは貨物列車の十勝三股延長運転の日で、月1回の延長運転がやっと自分が道内にいる際に当たり、この日に照準を絞っておりました。
9600によります延長運転の最後から二番目くらいの時だったと覚えております。
糠平湖をバックに走る5万72号機の姿は、今でも眼に焼き付いておりますです。
大変失礼申し上げました。

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[1298] Re: キハ12の荷物室
キツネメ十勝
2010/03/10(Wed) 14:16
とおりすがりです様

画像拝見し驚きました、私の朧気な記憶がまさにここにありました有り難うございます。以前の私のコメントでは、車両の半分から四分の一位が荷物室と記したのが皆さんの誤解を生んだのかと反省しております。
私は気動車の事はあまり詳しくないので、後でひぐま3号さん呼んで来ますね(笑)

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[1299] Re: キハ12の荷物室
とおりすがりです
2010/03/12(Fri) 17:23
キツネメ十勝さま、ご返信ありがとうございます。
士幌線気動車の荷物室は、私も記憶のどこかに残っておりましたので、自らもスッキリしました。

上の私の最初の書き込みに誤りがありました。
荷物室のあるキハ12 10の連結位置についてです。
2両編成の十勝三股方に連結と書きましたが、帯広方の間違いでした。
謹んでお詫び申し上げます。
上の写真は十勝三股駅構内での撮影でして、右側の車窓に十勝三股駅舎が写っており、帯広方ということになります。
記録をしっかりと読み返しましたところ、この日帯広で下り“からまつ”から乗り継ぎました721Dの先頭は、自分が乗ったキハ12 1で、後ろがキハ12 10でした。

本来、721Dに乗ったのなら、木野か音更か士幌で1791列車の発車を撮って、後続の723Dで追い抜いて延長運転区間へ向かうべきだったと思います。
ですが、なぜか十勝三股へ行ってみたくなったのでしょう。
(暖かいキハ12が気持ちよく、ただ寝ていたかっただけかもしれません)
721Dをそのまま終点十勝三股まで乗り、小一時間ほどで724Dで折り返し、糠平湖近辺で8791列車、8792列車を撮影しました。

おかげさまで、この珍しいキハ12 10の荷物室に気付いて撮影することができました。
今日は運転室側から撮影しました荷物室の写真をアップさせていただきます。
客室との仕切扉のガラスにはしっかりと「荷物室」と描かれております。
左は荷扱い掛の乗務員室です。
上の記事では釧路局のイ号臨修かなにかでと書きましたが、もしかするとキハ12の仕切取付工事の際にうやむやで付けてしまったのかもしれません。

写真はすべて1975年4月1日の撮影です。
当時なんとまだ広角レンズを持っておらず、標準50mmでの撮影のため、大変見づらく情報量も少ないです。
今、見返してみますと、自分でも恥ずかしい限りの写真ですが、当時まだ年端もいかない高校生程度のガキの写真だと思ってご容赦くださいませ。

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[1300] Re: キハ12の荷物室
キツネメ十勝
2010/03/12(Fri) 23:54
とおりすがりです様

荷物室内の追加画像有難うございます、これですよ、これっ!以前の記事で私はこんな光景を目撃したと言いたかったのですよ〜。

それにしても士幌線資料館恐るべしですねぇ、頭の中でおぼろげな記憶でしか無かった画がこうして目の当たりに出来るなんて信じられない気持ちです。

私の目撃した記憶では、この荷物室に荒縄で梱包された雑多な小荷物がありました。
実はある時乗車中に、顔見知りの車掌氏に呼ばれてこの車掌室に入った事がありました。そこで麻袋に入った銀行に届ける数千万円の現金を見せてもらった事があるんですよ。

所で、とおりすがりです様がこちらに訪問されたのが昭和50年4月1日ですよね、この日は私も8792列車を糠平で撮っていましたよ。もしかしたらお目に掛かっていたのではないでしょうか?

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[1302] Re: キハ12の荷物室
とおりすがりです
2010/03/13(Sat) 22:31
キツネメ十勝さま、かつてお目にされました光景を再現できたとしましたら、私も同じ喜びとするところです。
数千万円の札束、凄いですね!
私なんて、この歳になってもそんな額の札束なんてを見たことがありません...

さて、上のキツネメ十勝さまのお写真を拝見しました。
!!!!!です。
驚いたことに、私もここ不二川橋りょうにおりました。
この5メートルほど左側、国道寄りで撮影いたしました。
(今となっては旧国道ですね)
糠平を発車、カマが第6糠平トンネルを抜けて不二川橋りょうにさしかかった瞬間を縦位置で狙っていたのですが、湖側からの強風で煙が倒れ、135mmを付けたカメラを慌てて横位置に構え直して撮影しましたのが下の写真です。
スノープロウへの雪の付着具合など、当たり前ですがそっくりです。
糠平湖とバックの山を入れた構図はもう1台のボディに50mmを付けて押さえていますが、当時から引き寄せて撮るのが好きで135mmの方が本命でしたものの、このように煙が倒れてダメでした。
ご笑覧くださいまし。
キツネメ十勝さまの立ち位置に来た時には煙がだいぶ回復して、絶好の瞬間になっていますね。
この少し前には、糠平湖の対岸、十勝三股からの糠平へ向かって絶気でこう配を下る8792列車も皆さまと同じように撮影しております。

キツネメ十勝さまには確実にお目に掛かっておりますね。
カメラ位置を決める前には崖を這うように、この立ち位置にも見に参りました。
8792列車の通過後は糠平駅へと戻って728Dにて帯広まで撤収しております。
この728Dももしかするとご一緒ではないでしょうか。
私など「よそ者がのこのこ来やがって」の一人にすぎませんが、この日この場所で、士幌線がお庭のキツネメ十勝さまにお目に掛かれていてとても光栄です。

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