臨時準急「しほろ」号（昭和41年8月6～19日）

海と温泉地の行き来の便を図るため，昭和37年より広尾線で運航されていた準急「ひろお」と直通の臨時準急「しほろ」号が企画されました．

糠平スキー・スケート列車（昭和41年12月25日～昭和42年3月21日の休日）

冬季に糠平へのスキー，スケート客を輸送するため，急行並みのスキー・スケート列車が企画されました．

「銀嶺号」と呼ばれていましたが，この年の時刻表にはその名称は記載されていません．

昭和45年頃まで運行されていたようです．

臨時急行「大平原」号（昭和42年7月9日～8月27日）

前年運行の「しほろ」号が好評だったため，広尾線の「ひろお」号と合わせ，直通の急行として運行されました．

札幌発の急行「えりも」と，様似－広尾間を襟裳岬経由の国鉄バスで接続し，通しの指定席券が発行されていました．

臨時急行「大平原」号（昭和47年7月9日～8月31日運行）ひぐま３号さん御提供

音更にも停車しています．

さよならＳＬロータリー号（昭和50年4月13日運行）ひぐま３号さん御提供

当初は3月23日運行予定であったが大雪でウヤとなり4月13日に順延されました．

昭和53年10月2日改正

糠平～十勝三股間が代行バスとなる直前の時刻表です．

昭和54年1月22日改正（注）糠平～十勝三股間バス代行運転

糠平～十勝三股間が全国で初めて代行バスとなりました．

しかし，時刻表の上では同じ列車番号となっています．十勝三股と幌加の発着時刻以外は，ほとんど変わっていません．

糠平－幌加間にスキー場入口，幌加－十勝三股間に幌加温泉入口という仮乗降場が設置されましたが，時刻表には記載されていません．

昭和57年4月1日改正　（注）糠平～十勝三股間バス代行運転

昭和38年11月に発電所従業員の便を図るため電力所前駅が開業しました．

急勾配のため電力所前は上りのみ，黒石平は下りのみの停車となっていましたが，交通公社の時刻表では上り下りとも黒石平で記載されています．

弘済会の時刻表では電力所前駅の記載がありますが，運賃計算は黒石平として行うため営業キロの記載がありません．

昭和62年１月　（注）糠平～十勝三股間バスで運転

昭和62年3月22日士幌線廃止直前の時刻表です．

おわかれ列車

昭和62年3月15日には，2両編成のヘッドーマークつき気動車「大平原」号が運行されました

廃止前日の3月21日には，DE10の牽引するブルートレイン「大平原」号，廃止当日には更に６両編成の「しほろ」号が運行されました．