士幌線のサボ

バス代行と銀嶺号

糠平-十勝三股間が国鉄代行バスとなる昭和53年12月24日以降に使用されていたサボ(2枚目)と銀嶺号のサボ(3,4枚目)です.

銀嶺号は糠平スキー場へスキー客を運ぶための快速で,この青帯タイプ自体2枚ともとても珍しいものですが,通常は糠平どまりのはずで4枚目のサボのような十勝三股までの運行が実際にあったのかは定かではありません.

ひぐま3号さん御提供

十勝三股-帯広,糠平-帯広


銀嶺号,糠平-帯広


1971年12月26日と1972年1月2日から16日の毎日,1月23日から3月12日の休日運転

列車番号8728D 種別 臨時快速

糠平発15:28

上士幌着15:53 発15:54

士幌16:03

音更16:26

帯広着16:37

上り列車だけの設定,との情報もいただきました.

kenkenさん御提供(STUDIO K-train

十勝三股駅に停車するキハ12のサボ(昭和53年12月23日)

十勝三股-帯広

糠平-十勝三股間が国鉄代行バスとなる昭和53年12月24日以前に使用されていたサボ

TOKACHIMITSUMATA,OBIHIROの部分の汚れは代行バスの紙が張られていたためだそうです.

士幌-帯広(キツネメ十勝さん御提供)

裏面は上と同じ,糠平-帯広だそうです.

帯広-清水谷(小さな鉄道博物館 所蔵,キツネメ十勝さん撮影)

非常に貴重な青サボです.帯広-清水谷は切り離し車両のため思われます.

銀嶺号(小さな鉄道博物館 所蔵,キツネメ十勝さん撮影)

昭和41年より冬季に糠平スキー,スケート場への旅客輸送のため運行されていた「銀嶺号」のサボです.

現存していること自体奇跡的です.士幌線遺産に認定!!

その他のサボ

士幌-帯広,帯広-西帯広,○帯,白

帯広-糠平,糠平-帯広,○帯,2色青帯

糠平,広尾,○釧,2色青帯

さかえ鉄道記念館(インターネットアーカイブ)に一部掲載されています.

2019/11/16更新

Copyright 2019 いど 無断転載禁止

【資料庫トップに戻る】

Comment Form is loading comments...